平成26年1月1日 年頭所感

あけましておめでとうございます。

昨年の9月、2020年東京オリンピックの開催が決定して以来、スポーツ/エンタテインメント業界はずいぶん騒がしくなってまいりました。メイン会場となる国立競技場は立て替えることになりますが、その他にも新規に数多くのスポーツ施設が作られることになりますし、また既存施設の改修も行なわれ、2020年までにはスポーツ関係施設を巡る状況が一変することとなります。

もちろん、施設の面だけではなく、競技の面でも、国の威信をかけて選手強化が行なわれるでしょう。あるいは大会の運営の面、ホスピタリティ、エンタテインメント・プログラム、商業施設、ありとあらゆる分野で、2020年を目指して、さまざまな事業が活性化し、新たな技術やサービスが開発されてゆくであろうことが予測されます。

シミズグループの歴史を振り返ってみると、1964年の東京オリンピックや2002FIFAワールドカップといった国際的なスポーツ大会の受注が大きな契機となって、事業の拡大を果たしてきたように思います。そのような大規模スポーツイベントは、会社にとって大きなチャレンジでしたし、やり遂げることによって、社内にノウハウが蓄積し、社員にとっても自信と誇りになり、結果的に会社の信用度をUPさせることになったのだと思います。

今年の1月には、東京オリンピックの組織委員会が結成され、実施に向けてさまざまな議論がなされてゆくことでしょう。シミズグループがオリンピックの仕事を受注することができるのかどうか、現在のところ全く未知数ですが、我々としては、いつお声がかかっても対応ができるよう、人材面、設備面、あらゆる側面から全力をつくして、今から準備をはじめておくつもりです。

また、その一方で、オリンピックがコンサートを中心とするエンタテインメント業界に与える影響もとても大きなものです。ここ数年、コンサート業界はCD不況の反作用で、ツアー全盛時代を迎えています。首都圏のコンサート会場は、ホール/アリーナ問わず、予約でいっぱい、フル稼働している状況です。ところが、オリンピックに向けて、国立競技場や代々木競技場、武道館などが改修工事に入り数年間使用できないということになると、これまでとは違ったアプローチから収益を上げてゆくということを考えてゆかなければなりません。

そういったことも含めて、今年度は様々な分野で、環境の変化がおきるターニング・ポイントの年になるであろうことが予想されます。こうした時こそ、変化につぶさに対応をすることで、シミズグループの強みを遺憾なく発揮できるよう、社員一丸となって考え、そして動く組織を作り上げてゆくべきだと考えております。

お得意先のみなさま、協力会社のみなさま、シミズグループに関係するすべてのみなさまにおかれましては、より一層のご指導・ご鞭撻をお願い申し上げます。
平成26年1月1日
株式会社シミズオクト
代表取締役社長 清水 太郎