2018年1月1日 年頭所感

早いもので、2019年のラグビーワールドカップまであと1年、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまであと2年となりました。

シミズグループからも、各組織委員会に数名の社員が出向し、大会開催に向けた準備をしている状況ですが、今までの国内スポーツイベントとは異なり、IOC、WRCLなどの主催団体や海外の国際放送機関との兼ね合いによる制約があったり、大会規模に対して会場の使い勝手や交通インフラが未整備であったり、あるいは数万人規模の警備員・係員・ボランティア等のマンパワーをどのように採用・教育してゆくのかなど、様々な課題が山積みの状態であります。

しかしながら、テストイベント等も含めると、実質上の準備期間は今年一年間と言っても過言ではなく、待ったなしの状況の中で、一気呵成に計画を練り上げてゆかなければなりません。そのために、シミズグループでは、社内にオリンピック対応の専門部署を立ち上げたり、各地に生産拠点を整備したり、人材の採用・教育の方法を抜本的に見直すなど、全力をあげて準備にあたっております。

また今年からは徐々に、オリンピックの会場として使用される施設が、改修や準備のためにクローズし、従来行われていたコンサートやイベントが行えなくなる、という状況が生まれてくるため、業界に多大な影響を及ぼすことが予想されます。イベントの規模や形態を変えるのか、東京を避けて地方での開催が多くなるのか、いずれにしても、クライアントの意向をいち早くチェックして、ニーズに応えることができるよう、体制を整えてゆきたいと考えています。

ラグビーW杯やオリンピック・パラリンピックは、日本の威信をかけた大切なイベントですが、シミズはこれまで育てていただいたスポーツイベント業界に対する恩返しのつもりで、社員一丸となってお役に立つよう奮闘努力してゆきたいと考えております。また同時に、2019年、2020年を通じて得た経験が、一過性のものではなく、後々のイベント業界にとってレガシーとなるような、価値のある時間にしてゆきたいと考えておりますので、関係各位の皆様方には、これまで以上のご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
 
2018年1月1日
株式会社シミズオクト
代表取締役社長 清水 太郎