竹村 茂人

舞台・メディア営業部 / 2009年7月1日入社

  • 営業

    見積もりの作成や予算・スケジュールの管理もするプロジェクトマネージャーです。

  • 舞台・メディア営業部とは?

    クライアントとの窓口に立ち、商談や予算管理・調整、現場との施工の打ち合わせや搬入まで一連の流れに携わる。

  • 入社エピソード

    前職がシミズオクトの協力会社だったことをきっかけに、イベント全体を指揮することに楽しみを見いだす。その後、デザイン会社の営業を経て、シミズオクトに転職。

Q : キャリア中のビッグイベントは?

動員数30万人以上の
野外フェス!

日本最大級のフェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」を担当したときはプレッシャーでしたね。全7か所あるステージの設営までの進行管理を任されたんです。監督とタイムテーブルをすり合わせながら各部門の調整、搬入トラックの管理、ステージ補強の検討から現場スタッフのケアまで。僕は営業ではあるものの、現場ではプレイヤーのひとりとして全体の指揮を取っていました。
無事にすべてのステージが完成し、お客さんが楽しんでいる姿を見た瞬間は感動ですよね。自分にも最高の場がつくれるんだなって実感することができました。

Q : 今でも思い出せるサイコーの瞬間は?

こだわり抜いた舞台に
感動してもらえた瞬間。

あるアーティストのツアーを担当したとき、ステージにお城のセットをつくったんです。メンバーは完成するまで図面しか見ていなかったので、仕上がったステージを見て、こっちがうれしくなるくらい驚いてくれました。柱の装飾や階段など、リアルな3Dでつくられたセットに「こんなに立派なものをつくってもらえるなんて!」と感動してくれたメンバーもいましたね。自分たちが手がけたセットを気に入ってもらえるのは、この仕事の醍醐味であり、やりがいですね。

Q : 会社の好きなところは?

助け合うスピードが
早いところですね。

現場では、どうしても予定通りにいかないことがあります。そんなとき、みんなの対応がとにかく早い!ステージに使う部材が足りないときは翌日には届くよう手配してくれますし、台風の復旧作業で人手が足りないときは拠点を超えて応援に駆けつけてくれます。クライアントから「えっ、もう対応できているの?」と驚かれることもあるんですよ。誰かが困ったときに助けてくれるスピード力は、シミズオクトの強みでもあると思います。

Q : これだけは誰にも負けないことは?

現場で活かせる
施工の知識です。

これまで数多くの現場を担当してきたので、舞台の施工方法をたくさん知っています。以前、アーティストのツアーでLEDモニターを吊り下げるという演出があったのですが、ステージの強度の問題で難航したことがあったんです。どうすれば解決できるのか。僕は現場を見ながら解決策を探り、別の施工方法を提案し、実現させることができました。
長年の知識を活かして、状況に合わせた対応ができる。僕が自信をもっているところのひとつですね。

ある1日のスケジュール

出社

メールとスケジュールの確認

ステージミーティング

デザイナーとステージデザインについて打ち合わせ

美術ミーティング

現場チーフと装飾物について打ち合わせ

昼休み

オフィス近くのお店でランチ

商談

クライアントにコンサートで使用する部材の提案

帰社

メール確認と翌日の業務整理

退社

Q : 今後の夢や目標は?

自分でイベントを
立ち上げたい!

イベントをイチからつくり上げたいとずっと考えています。企画はもちろん、会場探しから設営まで、すべてに関わったイベントづくりを手がけたい。
あるとき、イギリスの牧場のオーナーが開催している歴代のレースカーを走らせるイベントを知りました。日本でやるなら、音楽があるともっと盛り上がるんじゃないかって。いろんなアーティストのライブが行われる中、広大な公園をステージに車が駆け抜けたらすごく気持ちいいと思うんですよ。そんなイベントを笑顔で楽しむお客さんを見るために、いつか実現したいです!

Q : ウラカタの裏話を教えて。

思わぬ事態も
海を超えて解決!

全国ツアー中に、突然クライアントからオープニングを変えたいと言われたことがありました。次の公演まで時間がなく、希望に合う部材を急いで探さなければなりません。こんなときこそ頼れる仲間に聞いてみると、上海拠点に在庫があることがわかったんです。すぐに日本に送ってもらえるよう手配し、無事にクライアントの希望通りのオープニングに変更することができました。上海拠点のメンバーには、本当に感謝しかないですね。

←BACK