藤原 チエミ

イベント・スペース開発部 / 2013年2月1日入社

  • 営業

    見積もりの作成や予算・スケジュールの管理もするプロジェクトマネージャーです。

  • 運営

    運営計画の立案から本番時のオペレーションまで、すべてをコーディネートする仕事です。

  • イベント・スペース開発部とは?

    会場やイベント全体、ブースの企画・施工、各イベントに合わせたスタッフや警備の配置計画の作成、実施に向けたオペレーションの組立などを行う。

Q : 入社の決め手は?

イベントをもっと深く
知るために。

最初のきっかけは、東京ドームのアルバイトスタッフとしてシミズオクトに入ったことでした。当時の私はこの業界について何も知らず、いろんな現場を見ていくうちに、イベントってこんなに多いのかと驚いたんですよね。段々と興味が湧いてきて、いつしかもっと深く関わりたい!と思うように。ただ、アルバイトという立場ではどうしてもやれることが限られてしまい……。そこで、上司に正社員になりたいと伝え、正式に入社することになりました。

Q : キャリア中のビッグイベントは?

6,000本を回収しきった
ラグビーW杯の
イベントブース。

ラグビーワールドカップ期間中に、飲料品が無料で試飲できるブースをスタジアムに出展したことがありました。本来であればビンの持ち込みは禁止のため、必ずブース内で回収しなければなりません。1本もブースの外に出さないなんて本当にできるのだろうかと、プレッシャーを感じていました。そして不安をひとつでもなくせるように、スタッフの配置や対応、お客さまを案内する導線など、考えつく限りの対策をして当日へ。
無事にすべてのビンを回収してイベントを終え、クライアントから感謝の言葉をいただいたときは「よしっ!」という気持ちになりましたね。

Q : 今でも思い出せるサイコーの瞬間は?

失敗を乗り越えて
信頼してもらえた瞬間。

ファッションショーのイベントで記念撮影ができるブースを出展したときのこと。当日、周辺が暗くなることを把握しておらず、写真がブレてしまうというミスをしてしまったんです。しばらくこのクライアントを担当できなくなり落ち込んでいたのですが、先輩が交渉してくださったおかげでもう一度チャンスをもらえることに。私は事前の現場確認はもちろん、自分ができることに最善を尽くしました。
あるときクライアントから「本当に成長したね!もう信頼できるよ!」と言っていただいたんです。あまりのうれしさに泣きそうになって、諦めずにここまでやってきてよかったと思いました。

Q : これだけは誰にも負けないことは?

何気ない声かけで
会話を始めるきっかけづくり。

コミュニケーション能力は自分の強みなんじゃないかな、と。私はクライアントをはじめ、働く仲間や協力会社の方たちと良い関係を築くうえで、コミュニケーションがすべての土台になると考えています。だからこそ、打ち合わせで顔を合わせたときや社内ですれ違ったタイミングにも、「最近どんなお仕事をしているんですか?」「お元気ですか?」って何気ないことでも話しかけているんですよね。ただ挨拶するだけじゃなくて、自然と次の会話が生まれるように声をかけるようにしています。

ある1日のスケジュール

出社

メールの確認や返信

資料作成

担当しているイベントの報告書を作成

昼休み

社内でランチ

事務処理

他部署や協力会社へ作業内容を確認し、見積書を作成

マニュアル制作

本番で使用する機材リストをマニュアルに追加

退社

Q : 今後の夢や目標は?

企画もできるようになって、
イベント全体に関わりたい。

シミズオクトは社員一人ひとりのチャレンジを受け入れてくれる会社です。だからこそ、今まで経験していないこともやってみたい。私は突発的なアイデアを出すのが得意なので、今は企画に興味があります。長年培ってきた運営と施工のスキルを強みに、企画力を身につけることで、仕事の幅を広げられたらいいな、と。将来的には、自分の武器であるコミュニケーション能力を活かして、社内の人を巻き込みながら新しいプロジェクトを立ち上げてみたいです。

Q : ウラカタの裏話を教えて。

頭が真っ白になるピンチを
なんとか乗り越えました。

世界大会のメダリストを祝うパレードを担当していたときのことでした。本番前日に、資機材の設置場所を指示した航空写真のデータが消えてしまったんです。一瞬にして頭が真っ白に!しかも、パレードの設営開始まで残り12時間しかない!焦りながらもふと直前に残しておいた資料を思い出し、大急ぎで修正することに。
ギリギリまで修正対応し、本番では私自身も現場に立って、資料を直接フォローしていきました。イベントは何とか無事に終了しましたが、あのときは、本当に心底焦りました。

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