本間 昌弘

メディア営業部 / 2002年4月入社

  • 営業

    見積もりの作成や予算・スケジュールの管理もするプロジェクトマネージャーです。

  • メディア営業部とは?

    テレビ局とシミズオクトをつないで大道具をカタチにしていく、番組製作の裏側を支える重要な部署。

  • 入社エピソード

    大学在学中にアルバイトとしてシミズオクトへ。就活で自分に合う職場が見つからず、卒業後も2年ほどアルバイトを続け、当時の現場担当者の「社員になっちゃえよ!」という勧めで入社を決断。

Q : キャリアの中のビッグイベントは?

入社してからずっと
「SASUKE」!

2019年で37回目の放送となった、TBSテレビで放送されている「SASUKE」ですね。第11回大会から、私がシミズオクトの責任者としてやっています。誰もが知ってる大きな仕事ですが、最初にテレビ局から提示されるのは、こんなエリアにしたいという紙一枚だけ。そこから、美術プロデューサーと私とで打ち合わせをするんですよ。こう作ろうとか、これを準備しようとか、やり取りを重ねて具体化していく部分が、営業担当の腕の見せどころなんです。デザイナーとエリアの寸法を探ったり、技術部と構造の確認をしたり、工場との意見交換もする“何でも屋”です。これだけ長く関わっているんで、だいぶ中心に近い位置でやらせてもらっているのは大きいですね。

Q : 今でも思い出せるサイコーの瞬間は?

思わず胸に響きました(涙)

モノが完成した瞬間より、テレビ収録時に演者さんの気持ちが伝わってきたときがサイコーですね。2006年の第17回大会の「SASUKE」で、漁師の長野誠さんという選手が完全制覇したときは感動しました。僕は「ゴールしてくれ!」とか、感情を持たないようにしているんです。でも、このために練習してきた選手とか、応援の様子を見ていたら、その時は涙が出てきたんですよね。
それ以外だと、17年くらい今の仕事を続けてるんですが、無事にできるかな?という不安はなくならないんです。だからこそすべてが終わって、お客さんから「ありがとう」という言葉をいただけると、大きな達成感を得ることができるんですよね。

Q : 会社の好きなところは?

お客さんや社内の人に
恵まれているところです。

私の周りにいるお客さんはいい方ばかりで、仕事ができない時期も見守ってくれていましたし、自分を成長させてくれました。いろいろな仕事をやるにあたって、社内の人たちにも恵まれていると感じます。好きなことをやらせてもらえるのは上司のおかげですし、工場にいる方々の存在もホントにありがたいんです。木工、鉄骨、最後の仕上げとか、それぞれのプロの意見を聞いて、面と向かって話し合い、どうしたら課題をクリアできるか、よりよいものを作れるのか追求していけるのは恵まれていると思います。

Q : これから会社でやりたいことは?

予想したくないんですよ(笑)

数年後のことは全然読めないですね。目の前の仕事ひとつひとつに集中していく、というスタンスでいます。最近は、美術だけじゃなくて、それ以外の業務も多いんです。美術の大道具を手がける会社の人間なのに、気がつけば舞台監督的なことも、美術プロデューサー的な仕事もたまにやっています。今のペースで仕事に向き合っていると、周りがよく見えるようになってくるんです。こういう視野とかこれまでの経験を大切にしながら、仕事を楽しく着実にやっていきたいですね。

Q : ウラカタの裏話を教えて。

トラベルは、
なぜかトラブルばかり。

海外仕事でいうと、無事に着かないことが多いんですよ。2年くらい前、韓国のピョンチャンからの帰りは、空港に向かっていた車が高速道路で止まっちゃったんです。ガソリンスタンドまでたどり着いたものの、誰も店員さんのコトバがわからないので、私がやり取りを動画撮影して、コーディネーターさんに送って訳してもらい……。どうやら、燃料が凍っていたようなんですけどね。結局、タクシーを手配してもらって、空港へギリギリで到着できて(笑)。海外でのいろんなトラブルを乗り越えて、だいぶ強くなりましたね。

ある1日のスケジュール

出社

メールの確認&返信

発注準備

進行中の物件の詳細をチェック

ミーティング

テレビ局で美術担当者と打ち合わせ

情報集め

テレビ局内で挨拶回りや情報収集

見積り作成

打ち合わせ内容の整理や発注段取りの確認も

退社

5秒で答えてインタビュー

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