社長挨拶

2020年の東京オリンピック・パラリンピックは、スポーツ/エンタテインメント産業に、大きな変革をもたらすことが予想されます。新国立競技場や有明アリーナといった新規施設は、スポーツの競技場というだけではなく、コンサートをはじめとするエンタテインメント業界にとっても、新たな大型会場ということになり、五輪後どう活用してゆくのかということにも、大変な注目が集まっています。

また、会場というハード面だけではなく、イベント運営というソフト面においても、2020年を機に、その様相は大きく変化してゆくことでしょう。国際化する社会の中で、テロなどの犯罪を未然に防ぐためには、金属探知機や顔認証システム、チケットの電子化など、今までとは違った警備の手法を検討してゆかなければなりません。また、外国人を含む来場者の方々に、快適に過ごしていただくためには、サービスを多言語化したり、案内装飾をピクトグラム化したりなど、様々なイノベーションを実施してゆかなければなりません。

2020年は、まさしくターニング・ポイントであり、この時期に生まれたノウハウが、今後のスポーツ/エンタテインメント産業にとって、レガシーとなってゆくことが予想されます。

シミズグループは、創業者の清水芳一が遺した社訓である「裏方ひとすじ」のこころを大切にして、80余年にわたる時代の変化に対応してまいりました。興行の世界は、時代のニーズにつれて常に変化を続けています。野球はプロリーグ化し、球場はドーム化し、ドームは全天候型のコンサート会場になり、コンサートは全国ツアー化し、ツアーは日本国内だけではなく海外公演を行うのが当たり前、という時代になってまいりました。

シミズグループの社員は、裏方であることに誇りを持ち、その時代に沿ったクライアントや来場者のニーズに応えることで、仕事の幅を広げてまいりました。今後も、時代の変化は自己変革のチャンスであると捉え、仕事をレベルアップするため、努力邁進してゆく所存であります。
 

清水太郎

株式会社シミズオクト
代表取締役社長
清水 太郎